水郷マッシュルーム組合について
ミスターマッシュルームは茨城県稲敷市にある水郷マッシュルーム 組合のマッシュルームブランドです。
1962年、缶詰(加工)用のマッシュルーム栽培を開始。その後、フレッシュ(生食用)マッシュルームの生産を始めるべく、1972年に本場オランダのマッシュルーム生産学校での実践指導を受け、その基幹技術を日本に帰化させ、現在のフレッシュマッシュルームの栽培をスタートさせました。
生産当初、まず日本では生食でのマッシュルームの認知度が低かったことや、生産技術では国産原料による堆肥作りに多くの課題があったため、事業化するまでに様々な困難がありました。
以来40年以上、我々水郷マッシュルーム組合は日々マッシュルームと向き合いながら生産活動を継続しています。
皆様に少しでもマッシュルームの美味しさ、魅力を伝えることができれば幸いです。
これまでも、これからも、皆様へ「良いマッシュルーム」を届けるべく努力し続けて参ります。
水郷マッシュルーム組合生産代表者
マッシュルーム生産行程
マッシュルームは非常に繊細な作物であり、特にホワイトマッシュルームは適切な栽培条件から外れるとすぐに傷みが表情に表れてしまうデリケートな品種です。
そのため、我々は国産の原料を使った堆肥作りから日々の栽培まで、しっかりとマッシュルームと向き合い厳密な栽培管理を心がけています。
コンポスティング(一次発酵)
厩肥(麦わら、稲わら)をメインにダイナミックにマッシュルームの堆肥作りを行います。最大80℃付近まで発酵熱を出させ、マッシュルームの栄養になりやすい培地作りを行っていきます。
二次発酵
一次発酵コンポストを棚に詰めた後、16トンもの堆肥を57℃から60℃でスチーム殺菌し、その後45~55℃帯で9~11日間コンポストを熟成させます。熟成期間中にマッシュルームの成長にとって必要な有用菌を増殖させます。
接種、菌糸成長、子実体形成
マッシュルーム形成に適したクリーンで厳密な室内管理が必要です。堆肥、培養土の状態、菌糸の成長度を見極めその条件に合った管理を行うことにより、良いマッシュルームが形成されます。
収穫、パック詰め、出荷
毎日市場へ新鮮なマッシュルームを出荷しています。